日本のパールといえば【アコヤ真珠】ですね。
【アコヤ真珠】や【アコヤパール】で連想されるのはやはり【御木本】（MIKIMOTO)ではないでしょうか。
真珠の養殖に成功した偉人こそが【MIKIMOTO】の始祖である【御木本幸吉】です。
真珠と人類の歴史は古く、紀元前3200年頃には食用に採った貝の中から偶然に見つけたことが始まりと考えられ、その美しさから貴重な宝石として愛されていたそうです。
紀元前1500年紀元後ごろ、日本では邪馬台国の卑弥呼の娘が魏の王に白珠5,000孔（真珠5,000個）を献上したそうです。
「たったの5,000個？！」と思うかもしれないですが、私たちが普段身に着けている真珠の99%は養殖といわれています。
もちろん当時は養殖技術などなかったので、数えきれない数の貝からやっと見つけた一粒一粒を集めていたそうです。
世界中で真珠は最も貴重な宝石であるとされ、また、カルティエもアメリカのニューヨーク支店は土地建物を真珠のネックレスと交換で手に入れているそうです。
こうして世界のジュエリー市場で養殖真珠のウェイトが大きくなり現代に至っており、国内外問わず多くの方が真珠を身に着けることができるのは、【御木本幸吉】のおかげといっても過言ではないでしょう。
